福島第一原子力発電所事故に係わる関連情報
事故収束・廃炉に向けて
作業概要2
原子炉建屋内の調査

機器設置等のための作業エリアの環境改善、工法検討、漏水箇所の止水対策、遠隔除染技術の開発等に資するため、原子炉建屋内の線量分布、汚染状況、滞留水の水位、水温等の調査が行われている。原子炉建屋内は高線量率となっているため、これらの調査には各種ロボットも活用されている。

2号機原子炉建屋オペレーティングフロアの調査
1号機 原子炉建屋オペレーティングフロアの調査
機器の設置

作業エリアの調査及び遮へい、除染等による環境改善を行って、1号機仮設原子炉圧力計の設置、原子炉格納容器内への温度計,水位計の設置、2号機原子炉圧力容器の代替温度計の設置が行われた。

2号機 格納容器内部調査線量測定作業
1号機原子炉建屋 仮設原子炉圧力計設置状況
原子炉建屋上部瓦礫撤去

使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けて、3、4号機において原子炉建屋上部の瓦礫撤去が行われた。これらの作業においては、種々の解体ツール及び遠隔操作による解体重機などが用いられた。

4号機原子炉建屋上部瓦礫撤去作業
3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去作業