福島第一原子力発電所事故に係わる関連情報
放射線量管理体制
事故直後の管理体制

地震のほぼ1時間後に海に面した建屋に津波が到達し制御システムの機能を奪った。さらに警報付き個人線量計(APD)および線量読取装置が海水に浸水し、その多くが使用不可能になった。
また、発電所敷地内の放射線および汚染レベルが増加したことにより、免震重要棟内で準備、APDの配布および線量の記録が実施された。

線量管理の流れ
名前および日ごとの線量値を紙に記録→パソコンに記録・入力→データベースに保存
APDの不足により、一部の作業では、APDは作業グループ内のリーダーが着用→原子力安全・保安院が放射線被ばく・線量の管理に最大限の努力をするよう指示→東京電力が4月1日までに必要な線量計を調達作業員全員がAPDを着用→4月14日線量管理システムがほぼ完全に復旧地震以前の放射線管理が可能に